安曇野での休日

 市町村合併明科町安曇野市になったんじゃが、この連休にカヌースラロームで遊ぶ妻のお供でこの明科に久しぶりに行ったんじゃ。もうかれこれ3年は経つかのう。夜出て、ETCで1000円を利用し、外環三郷南ICから乗り、事情があって外環和光で下り、青梅市御岳を経由して圏央道日の出ICからまた高速道に乗り、八王子JCTから中央道に抜けてひた走り、長野道へまたも分岐し豊科ICでおりた行程じゃった。
さて豊科ICで下りた時、期待通り1000円かと思って見たら1250円じゃった。なんじゃこのはんぱな250円は?でも相手は機械じゃから文句も言えずそのままでたんじゃが附に落ちんのう。
                    首都圏発1000円ドライブ (昭文社ムック) (昭文社ムック まっぷる)
今夜の野営地、龍門淵公園の犀川の土手側に愛車マツダMPVを止める。そうさなあもう午前3時頃じゃったかのう。寝る支度をしてクーラーボックスから冷えた「サッポロ麦とホップ」をおもむろに胃に流し込み、運転の緊張をほぐしてから寝袋にくるまって眠りに入ったんじゃが、うとうとしてるうちに夜が明けてしもうた。あ〜あ、と思いつつトイレに行ってお湯を沸かしたのよ。それでひょいっと見上げた目の前に雪を被った北アルプスが見えたんじゃ。天気もいいし、気候もいいし、景色もいいし、ほんと早起きは三文の徳ですじゃ。   

犀川から流れ出す前川の特設会場を見ると、まだ朝6時なのにもうカヌーの練習をしている親父さんがいた。すごいのう。それがしはというと「氷結」を飲みながらカップラーメンをすすっているのでありました。


夜明け前は気温10度を下回るんじゃが、日中は23度で紫外線が強く、サングラスなしでは目がしょぼしょぼする。ただ直射日光をさけ木陰に入れば清々しいことこの上も無い。さあ今日は一日ボ〜っとするぞ〜って気合をいれビールを買出しに行く。
まだ朝が早いのでスーパーは開いてないので、地元の酒屋さんに顔を出し世間話をしてから350CC缶を12本購入したら、発泡酒を1本おまけしてくれた。その後、帰り道にあった豆腐屋さんにも顔を出したら職人さんが「うちは製造元だから…」と言って渋っていたんじゃが、奥さんが出てきて「いいだで、もめんかい?うちはもめんがいいだで。ここいらは水がいいだでね」と言ってくれ一丁わけてくれたんじゃ。うれしいのう。しかも278円といわれて小銭入れを見ると8円足りなかった。それを知った奥さんが「270円でいいだで」とおまけしてくれたんじゃ。スーパーじゃこうはいかないのう。
ビールと発泡酒ともめん豆腐を抱え、キャンプ地に戻り、他の人が持っていた鰹節と醤油を借り、朝9時過ぎから宴会気分のそれがしであった。しかし、さわやかな気候の中で飲むビールも最高じゃが、きれいな水もうまいのう。北アルプスの伏流水じゃから冷たくて味があるんじゃ。その水で作った豆腐も逸品じゃったよ。

ゴールドパック 安曇野天然水 1L×6本

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