一本道

 「いちずに一本道、いちずに一ッ事。観音さまに助けられ、佛さまに守られて、曲がりなりにも一本道。迷いながらも一本道。」 みつをさんと同じ思いじゃわ。
               
ここまで29年。よくもまああきずに同じ仕事をやってきたもんじゃ。辞めたいと思うことは何度もあった。今畜生と思う時や、もうやってられるかという方が多かったように思う。でもついに来年で30年目になる自分がいる。そうを思うと「よくやったね」と褒めたい気分じゃ。みつをさんも褒めてくれるかねえ。
あっそうそう、あの東葛駅伝で優勝した地元松戸の松戸四中じゃが、千葉県大会でも優勝し12月21日の日曜日、山口県山口市で行われる全国中学校駅伝大会に出場するんじゃと。この連中も一本道をひた走っているのう。
  
激走!松戸四中 初の栄冠
 本年度の千葉県中学校駅伝大会(男子6区間 18.47km 女子5区間12.49km)が11月5日(水)、柏の葉公園総合競技場を発着とする周回コースで行なわれました。男子では、白熱の競り合いを制し、松戸四中が念願の初優勝に輝き、第16回全国中学校駅伝大会(12/21 山口県)の千葉県代表の座を獲得しました。(松戸市HPより)
  
 この駅伝は、一本道を何人かでタスキをつないで走るんじゃが、人生の縮図的マラソンの孤独な闘いよりそれがしは好きじゃ。まあ人それぞれ、人生色々。一本道をひたすら一人で走ろうと、妻子や友人に支えられ助け合って進もうとどちらでもいい。とにかく満足がいくまで走る、走り続けられるかじゃ。

いちずに一本道 いちずに一ツ事 (角川文庫)

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