首相と大統領の格差

 国会で何だかんだ、うさんくさいことを言及し、党間の足の引っ張り合いをやっているが、こういう時のそれがしらの国の宰相たる麻生総理大臣が「俺に票を入れてみろ」と言って解散総選挙に踏み切れないのが情けない。この方の臨時国会での所信表明演説を観ているとなんだかなあ。

それに比べ、かの米国の新大統領のオバマ氏の演説はいわゆる一般庶民に訴えかける演説なんじゃな。まあ、それがし米語はわからんが何かこう心に響くものがある。「チェンジ」とか「イエス・ウイ・キャン」などわかりやすい単語で普通の人たちに訴えかけているからのう。

国が違うからかも知れないが、行政府の長:内閣総理大臣三権の長:大統領という大きな立場の差はあれ、人としての格差を感じるのはそれがしだけのう?