新年の抱負

 ちまたで大問題になっている「契約切り」
この契約している人材会社が、大手等の工場労働者として社員を派遣して、その工場職員になって働いてもらっている仕組み。この派遣の構図がそもそも破綻したのだ。
それがしらの時代、何かになりたかったら、それらしき資格を取るため学校へ行ったもんだ。その学校で何かを学び、新卒として試験に挑み、「内定」なるものをもらい、半年間見習い扱いで働き、晴れてその年の10月から正規社員としてめでたく採用されたっもんじゃ。
そがれし思うに、この不況下、臨時採用者や契約社員派遣社員は忙しい時期にお手伝いしていただいた方々に、一時レイオフという形で解雇するのはやむを得んことじゃ。だから解雇した会社には何の落ち度はない、システム上はね。
工業高校を出てから通信会社に正規の入社試験を経、新卒者として入社して30年のある友人も言っている。「30年間こつこつと仕事の経験を積み、誇りとキャリアで仕事をしているが、派遣さんにも優秀な方がいる。そういう人は正規社員になるための中途入社試験を受けてほしい。しかしその勉強を怠り、結局派遣会社に社員として登録して、どこかの会社に派遣してもらい仕事をしている方が気楽だ、責任もないし…」と言う人が結構多くいたらしい。でもなあ、この動画を見るとなあ、考えることも多いなあ…

このみのもんたの発言を聞くと腹が立つのう。じゃが、この派遣社員という身分がが保証されない仕組みがあって、リストラされた方々が、中途採用試験に何社も受けるがすべて不合格…となれば生きていくためには派遣でもと思うのは仕方のないことじゃ。
でもこの責任は派遣を雇った会社側にあるの?それとも破綻した人材派遣会社?それとも組織に縛られるのを嫌った労働者?それとも…。やっぱり法律というものがあり、それを規制緩和し、その規制緩和が失敗だったなら、その責任は政府にあり、税金から援助しなくてはならないと思うがいかがかのう。その人達だけに税金を使うのは云々というけつの穴の小さい連中は、今この人達を助けることが犯罪や景気を向上させる一手であることを知らないのじゃろうな。

 それがしは今年の抱負として心に決めたことここに書き込んでおきたい。そうすれば口から出任せの無責任な言葉ではなくなると考えるから…。
 「1年契約の職員のつもりでこの1年間、自分の持てる力を100%発揮し職場に貢献して、来年も残ってほしいと言われる職員になる」じゃな。

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